Pasta ‘ncasciata
パスタ・ンカッシャータ
シチリアのパスタ アル フォルノ(焼きパスタ)
…なのですが、実はこの料理、定義がほとんどありません。
メッシーナでは茄子や卵、サラミを入れたり、
別の土地ではもっと素朴にチーズとラグーだけだったり。
名前も中身も、家ごとに違う。
それでも成立してしまうのが、この料理の面白さです。
共通しているのはひとつだけ。
「詰めて、焼く」ということ。
今回は、パン粉をしっかりまとわせた器に、
ラグーで和えた指輪型ショートパスタ、卵、チーズを重ねて、少しラフに詰めて焼き上げました。
きっちり整えず、少しはみ出して、少し焦げる。
そのくらいが、ちょうどいい料理です。※失敗しているのではありません。
切り分けると、
卵やチーズが思いがけない場所から出てくる。
これもまた、家庭料理らしい楽しさのひとつです。
宗教的なハレの日の雰囲気もあります。
「どこの料理か」よりも、
「どういう記憶で作られているか」。
そんなシチリアの空気を感じてもらえたら嬉しいです。
まかないでみんなで食べましたが、ゆで卵が南イタリアぽくていい感じです。
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シチリア料理 リカータ
住所:京都府京都市下京区泉正寺町466
日宝京都2号館
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